時を紡いできた特別な空間を
ふたりのはじまりの場所に
かつて炭鉱王として栄えた貝島家の旧宅「旧高宮貝島家住宅」が2022年生まれ変わる。季節毎の祝い事を大切にしてきた貝島邸主人貝島嘉蔵氏のもてなしの精神を継承し、いつまでも変わることのない特別な空間を、はじまりの場所に。
CONCEPT
緑と風が ゆるりとめぐる
こころも ゆっくりと
駆け抜けた日々を 回想する
あるがままの気持ちが
飾らない想いが
奥まですっと しみていく
おだやかな でも凛としたときを
大切な人たちと わかちあおう
その笑みと涙を 胸にきざもう
今日は
わたしとあなたが 出会って
「わたしたち」が うまれる日
わたしとあなたが同じ空を見上げる日
約100年の歴史を紡ぐ場所
かつて筑豊の炭鉱王として栄えた
貝島家が大正初期に立てた「旧高宮貝島邸」
1.9ヘクタールの緑に囲まれた
広大な敷地の中には母屋、茶室が現存。
市内有数の大規模な近代和風建築であり、
歴史を伝える貴重な建造物として
市の登録文化財になっています。
庭園では春夏秋冬、絶えず花が咲き誇り、
どの季節を切り取っても1枚の風景画と
なるように設計されています。
高宮庭園茶寮が、思想として掲げるのは、「不易流行工藝饗摯」という考え。
不易流行(ふえきりゅうこう)とは、俳聖・松尾芭蕉が説いた理念であり、
伝統や本質は踏まえつつ、一方で変化を取り入れていくという日本特有のもの。
工藝饗摯(こうげいきょうし)の工藝とは、
私たちが普段使用している道具や食材、文化・生活様式を、
現代の熟練技術によって、芸術的に洗練させる技術や思想のこと。
その技術や思想をもって真摯に(摯)心からもてなす(饗)という精神を表します。
旧貝島邸から連綿と続くこの高宮庭園茶寮という地を守り、
新たに人と喜びの集う場所として、これからも時を重ねていく。
そのためには、価値あること・もの・こころをしっかりと継承しつつ、
新しい変化や時代の新味を取り入れていくことが大切だと考えています。
TAKAMIYA - TEIEN - SARYO
高宮庭園茶寮の魅力
いつまでも色あせることない
本質をおくる赤心と祈りをこめて
かつて炭鉱王として栄えた貝島家の旧宅「旧高宮貝島家住宅」が2022年生まれ変わる。季節毎の祝い事を大切にしてきた貝島邸主人貝島嘉蔵氏のもてなしの精神を継承し、いつまでも変わることのない特別な空間を、はじまりの場所に。
洗練されたミュージックホールは天井も高く、気持ちのよい大空間が広がる。木の温もりと豊かな自然を感じるホール内でひとつ、ふたつと、深呼吸をするたびに、こころの奥底まで澄みわたっていく。また高宮の地を代々見守ってきた高宮八幡宮での神前式も選択可能。
高宮駅より徒歩5分。緩やかな坂をのぼると、心地良い静けさの高宮庭園がお出迎え。一歩足を踏み入れると日本の風情を感じられる心地良い時間が流れる空間がおふたりのハレの日を彩ってくれる。